「風の時代」には古い時代と明暗が逆転する

2020年から始まった「風の時代」は、多くの人々にとって大幅な価値観のシフトをもたらしています。

古い時代の価値観や習慣が逆転するパラダイム・シフトが起こり、まったく新しい視点が求められるようになりました。

この記事では、「風の時代」における変化の本質と、どのように古い時代の明暗が逆転していくのかについて探っていきます。

【動画】3次元から5次元へのシフト進行中

「風の時代」の難しさ

「風の時代」とは、占星術において「土の時代」から「風」のエレメント(水瓶座)へとシフトした時期を指します。

このシフトは、物質的な価値よりも、

  1. 知識・コミュニケーション
  2. 内面の充足
  3. つながり・絆

が重要視される時代への移行を意味します。

過去数百年に渡り「土」の時代を過ごした人類は、

  1. 職業的・収入的に安定すること
  2. 物質的な物(マイホームや目に見える資産)を所有すること
  3. 「平均的」であること

を軸に、人生を構築してきました。

この3つが揃っていることがすなわち「幸せ」と考えられていたわけです。

しかし、この3つを得るために、ある程度「自分の望み」を犠牲にしてきた側面があります。

自分を抑えてなんとか「うまく」やった結果、「幸せ」を勝ち取ったかのように思えた時期もありました。

しかし、内面に募る虚しさモヤモヤは消しようがなく、それが今、ピークを迎えています。

「風の時代」は、今までの時代に比べれば、自分らしさを大切にしてきた人にとっては自由で生きやすいというメリットがあります。

しかし反面、「自我が弱い(自己不在の)」人は生き残ることすら難しいというデメリットも存在しています。

「風の時代」は「土の時代」と違い、固定化した雛型や、「こう振舞うことが正解」というものがありません。

一人ひとりが「自分との対話」を通して「自分は本当はどうしたいのか」を見つけ出しそれを生きることが求められてきます。

古い時代の価値観が逆転する

物質的な富 vs 精神的な豊かさ

物質的な所有が幸福を保証していた古い時代と変わり、内面的な成長や充足が重要となります。

マイホームを手に入れても、理想の相手と結婚しても、貯金が沢山あっても、安定的な職業があっても、内面に抱く虚しさに耐えられない人は今後ますます増えていくでしょう。

なぜなら、外的要因では人間は満足できないから。

私たちの本質であるスピリット・魂へ覚醒した人々は内面へ意識を向け、自己統合を成し遂げて自分を生きることを軸とし始めます。

そして初めて、真の意味での幸せとは、自分を100%生きられているときにこそ得られるのだと知ることとなります。

固定観念 vs 思考の枠組みの打破

3次元の枠組みに囚われた硬直した思考回路はますます役に立たなくなります。

  • 幸せになるためには良い学校を出なくてはならない
  • 成功とは〇〇を手にしていること
  • 誰からも好かれるために△△しなくては

新しい時代では「自分の価値観」にしたがい「どう生きたいのか」を主軸にすることで、思考の枠組みを打破していきます。

その先に、一人ひとりが自分だけの生き方を見つけなくてはなりません。

核家族 vs コミュニティ

70年~80年代にかけて世界的な流れとなった「核家族化」が、人間の不幸の土壌を作りました。

「両親+子供」というという密室(家庭)で育った子供たちは心に深い傷を負い、それが原因で社会問題が多発しました。

子供は、トライブ(部族)のコミュニティの中で育つことが理想的なのです。

両親が揃っていなかったとしても、コミュニティの大人たちが何くれとなく子供の発育を気にかけ合うオープンな環境にあっては、子供は孤独感や寂しさや見捨てられ不安とは無縁に育ちます。

懐の深い人間社会の在り方を取り戻す動きが、今後活発になっていきます。

その際単位となるのは、魂の家族(ソウル・ファミリー)です。

一人ひとりの波動が上がるに従い魂の家族との邂逅が増え、やがてコミュニティが形成され、それが今後は人間が生きる単位として核家族に変わる形態となっていきます。

風の時代を生き抜くために

風の時代を人生の迷子にならずに生き抜いていくためには、まずは自分自身に戻ることが先決。

上に述べてきたように、古い時代の価値観はもはや通用しません

古くて不要なものを手放し、自分の気持ちに正直に生きることが最重要となってきます。

  1. 自己統合に取り組む
  2. 魂の家族と出会う
  3. 貢献できる自分に成長する

まとめ

「風」の時代は、これまでの価値観が大きく揺らぎます。

過渡期にあって混乱したり、迷ったりすることは自然なこと。

古い自分は度々出て来て、私たちを引き戻そうとするでしょう。

そんな自分を否定することなく、受け入れ、気持ちを新たにし、前を向いて進んでいきましょう。

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