世間一般とか、他者の意見ではなく、「自分はどうか」という自分軸を持つことの大切さを、今までも沢山書いてきました。
でも、今まで自分の軸を持ったことが無い人は、どうしても長年の癖で、他人軸へ流されてしまいます。
他人軸で生きることの弊害は、それではどうしても自分自身が幸せになれないところにあります。
他者にとっての「正解」を自分に当てはめていても、自分が幸せになれないのは道理ですよね。
この記事では、具体例を挙げながら、その部分を掘り下げて解説したいと思います。
目次
自分をよく知る
幸せになるための第一か条は、「自分という人を徹底的に知る」こと。
自分はどんなものに快を感じて、どんなものに不快を感じるのか。
ここを徹底的なまでに掘り下げること。
その際に、自分に対する否定とかダメ出しは一切必要がありません。
自分をよく知ることの目的は、ジャッジすることではないからです。
日本の人たちは幼い頃より周囲の大人たちからジャッジされて育ってきているので、ジャッジメントがとても強いです。
「内向的な性格は直さなくてはならない」とか、「非正規雇用の自分には価値がない」といった決めつけは、自分も他者も幸せにはしません。
手放していきましょう。
合わないものを知る
自分が何を望むかを知る一番簡単な方法は、「合わないもの」を知る事です。
私の例を出せば、自由を信条とした根っからの自由人なので、保守的で安定的なタイプの仕事や場所や人とはどうしても合いません。
一番合わないタイプの人は公務員。
この基準は、日本の世間一般の価値観からはだいぶズレていると思います。
公務員も大企業の社員も、女性の結婚相手としては人気が高いでしょう。
でも、私は無理なんです。
彼らと私では、幸せを感じるポイントがあまりにも違いすぎるから。
私は、一つのところに定住して安定的に変化の少ない生活を送る、という生き方では発狂してしまうタイプの人だから、お互いにハッピーに一緒に居ることができない。
これが私の軸なので、パートナーを選ぶ際に、ブレることがありません。
合うものを考える
合わないものが分かれば、合うものを知ることができます。
犬が好きな人は犬と相性が良いし、猫が好きな人は猫と相性がいいですね。
寒さに強い人は北国でも暮らせるけど、寒いのが苦手な人は南国の方が合っているでしょう。
どこそこの町が「日本一暮らしやすい」とランキングされた、ではなくて、その町が「自分に合うかどうか」で見極める。
「自分にとって」何が大切で何が無理なのかを明らかにできなければ、人を見る目も物を見る目も養われません。
- 自分の本質は何か?
- 自分の本性は何か?
- それに沿った職業とは何か?
- それに沿った生き方とは?
- それに沿ったライフスタイルは?
- それと相性の良いパートナーとはどんな人?
自分にとって最高に合う〇〇を見つけられて、それに囲まれて生きられること。
それが、「幸せ」を考える上で最重要と考えます。
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