宇宙の法則の中でも、「引き寄せの法則」に比べてあまり知られていないものは「鏡の法則」。
「引き寄せの法則」は、同じ周波数を持っているもの同士が惹かれ合う法則のこと。
たとえば、共依存者がナルシシストやサイコパスに魅力を感じるのは、「自分にはない強さ」を持った相手だと誤解するから。
実際は、共依存という病がそれに適合した「支配者」を求めただけ。
一方、鏡の法則とは、自分が内面に抑圧したものが外の世界に反映されて現れる現象のことです。
目次
鏡の法則
外側の世界に現れる事象は、自分の深層心理を反映したものです。
※ 心理学でいう「投影の原理」とは違いますので、混同なさらないように注意してください。
たとえば、内心、自分で自分を責めていたり、批判していたりすると、外側の世界にあなたを責めたり批判したりする人たちが現れます。
「私の〇〇なところはダメだなぁ」
と、自分にダメ出しして責めていると、
「あなたの〇〇なことろは本当にダメだよね」
という人が現れる。
もしもご自身が内面に自責や自己批判、罪悪感等を持っていなければ、外側の世界から批判されても何とも思いません。
しかし、誰かから批判されてモヤモヤしてしまうなら、深層心理に自責や自己批判・罪悪感があるはず。
これを直視して手放さない限り、潜在意識は何度でも外側の世界に同じ状況を生み出し続けます。
たとえば、「本当はお母さんと仲良くしたい」という本音を抑圧している人は、外側の世界に、母はいつも他の子ばかりと仲良くしている現実を生み出し続けます。
自分の本音である「お母さんと仲良くしたい」を直視して受け入れない限り、現実は変わりません。
これを理解すれば、人生で立ち起こる数々の「問題」の根源は、自分の内側にあることがわかってきます。
自分を変える
多くの方は、外側の世界に現れた現象を見て、他者(相手)を責めます。
しかし内情は、外側の世界は、あなたの内面を反映した鏡像でしかありません。
もしも鏡像を変えたかったら、鏡の中へ手を伸ばすようなことはしませんね?
どうするでしょうか。
鏡を見ながら、自分を整えるはず。
自分が抑圧している「本音・本心」をまっすぐに認め、不要なものを手放したり、本音を受け入れたりすることで、現実を変えていけるのです。
誰かから批判されたのなら、自分の中にある自己批判や自責を手放す(止める)。
他者から大切にされないのなら、自分で自分を粗末に扱っている部分を見直して、自分を大切に扱う。
「鏡の法則」は本音に気づかせてくれる
「鏡の法則」は、自分で自覚できていない「本音」に気づかせてくれます。
私たちは、自分を取り巻く社会や環境から得る様々な情報や意識の中で、「自分の本音」を抑圧し、何か別者を演じてしまいます。
自分ではそれに気づけません。
だからこそ、宇宙は外側の世界に、自分の本音を映し出してくれます。
「結婚に拘って結婚を迫る女は重い」という観念を握りしめている女性は、「本当は彼と結婚したい」という本音を無かったことにして、「別に結婚なんてしなくていいよ」という建て前を演じるかもしれません。
すると、抑圧された「本音」はパートナーの男性に出るのです。
ある日突然、「別な女性と結婚することにしたから、君とは別れたい」と言い渡されるかもしれない。
これが「鏡の法則」。
この法則を理解して、「本当は彼と結婚したい」という自分の本音に気づけること。
その本音に正直になり、本音を実現する方向で行動を起こせる自分に変化できれば、法則はその役割を果たせたことになります。

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