15~20年くらい前のことだったか・・・
ネットのニュースで、「夢を叶えるために学歴詐称したバス運転手」の記事を読みました。
内容は、東北地方のとある町の路線バスの運転手は、本当は短大だか専門学校だかを卒業しているにも関わらず「高卒である」と偽っていたため、解雇の危機に直面しているというもの。
本人に事実確認をしたところ、たしかに「高卒ではない」ことを認めた。
理由は、「路線バスの運転手は高卒が多い。自分はそれより上の学歴を持っていたので不採用になることを怖れた」ため。
「どうしても、子供の頃からの夢であった「バスの運転手さん」になりたかった」
この人好きだなー。
女性はこういう人と結婚したら幸せですよ。
ここでいう「女性」とは、自分がしっかりあって「男に幸せにしてもらいたい」って依存心が無い人のこと。
そういう女性は自分で自分を幸せにできる、だから男性が夢を叶えることを心の底から応援できるから。
もう一つ。
同じく東北地方の方。
魚専用の冷凍庫の開発に人生を捧げた男性。
マグロは一度冷凍して解凍すると味が落ちてしまう。
解凍したマグロでも獲れたてと同じ味で提供したいという気持ちで、冷凍庫の開発に取り組む。
長年勤めた会社を退職し、退職金はすべて開発費に充てた。
研究・開発は長年に及び、その間は奥さんが働きに出て家計を支えた。
ようやく開発・製品化の目途が立ち、今度は営業。
一つひとつ日本料理屋を巡って冷凍庫のプレゼンを行う。
「この冷凍庫なら、新鮮なマグロと同じ味で冷凍マグロを提供できます」
冷凍ならストックがきく。
仕入れ価格も抑えられる。
でも味は妥協しない。
一台ずつ冷凍庫を売っていく。
「いい仕事してるなぁ」
と、思ったものでした。
こういうことが、人の生き方の本質なんです。
どちらにも信念がある。
それが他の人にとってどう映るかは問題じゃない。
問題は、自分がどう生きたいのか。
この方の奥さまも、好き好んで苦労をしたいわけではないと思う。
でも、「仕方がないわねぇ・・・」という感じで、夫を支えているんだろうな、と想像します。
両親のテンプレート
私が一つ、自分の両親で良かったと思っていること。
それは、2人の仲がとても良いこと。
もちろん、長年の生活の中で喧嘩したりお互い不満を持ったりはある。
でも、根底の部分で2人は信頼し合って支え合っていた点です。
うちは自営業だったので、お互いのスペックとか外見とかは、意味がなかった。
商売を続けていける気概と体力があるかどうかがすべて。
何十年にも渡る人生の中で、商売がうまく行って稼いでいた時期もあれば、そうでない時期もありました。
そのすべてを何とか2人で乗り切ってきたんだろうと思う。
私がパートナーシップに関して概ね前向きでポジティブなイメージを持っているのは、それが大きいです。
だから、男女間における信頼関係を信じているんです。
逆に、両親が離婚して敵対していたり、夫婦仲が悪い場合、子供は自身のパートナーシップに信頼感を抱けず、常に関係性を疑っていたり実際に裏切りや傷つけ合いを経験することとなります。
心の傷を癒してパートナーシップに関するテンプレートを書き換えない限り、そのパターンは続きます。
張りぼては意味がない
- 学歴
- 資格
- 職歴
- 職種
- 収入の金額
- マイホームや資産の有無
- 住んでいる地区
- 所有している物(服や時計や車や宝石その他)
女性が婚活する際に気にするのは、ココ。
男性が婚活する際に気にするのは相手の外見。
でも、現実問題としてそういう人と結婚して幸せになれるかと言えばなれない。
相手の本質に惚れ込んでいるわけではないから。
相手の本質に惹かれている場合、たとえ相手や自分がどんな境遇にあってもお互いを大切に思う気持ちは変わらない。
人生には様々なことが起こります。
その荒波の中を共に歩んで行けるために必要なことは、スペックでも外見でも性格でもなく。
本質に惚れ込んでいるかどうか。
本質を受け入れているかどうか。
その1点のみ。
無料メルマガでは不定期でアセンションお役立ち情報を配信しています。ご登録いただいた方にアセンション・キットを進呈中。
- アセンション症状38 E-Book
- アセンションロードマップ E-Book
- エナジークリアリング瞑想 MP3
© 当サイト掲載の文章および画像・商標その他すべての著作権は Ascension に帰属します。許可なく複写・転載することを固く禁じます。