私たちが生きている現実世界は、意識をフォーカスしたものが増幅します。
「〇〇だ」にフォーカスすれば、〇〇が増幅する。
「△△だ」にフォーカスすれば、△△が増幅する。
「〇〇だから〇〇できない」にフォーカスすれば、「〇〇できない」が増幅する。
「△△だから△△できる」にフォーカスすれば「△△できる」が増幅する。
私たちが一日のうち頭に巡らせる数万に及ぶ思考に影響を受けた気持ちや感情、臓器や細胞の一つひとつが発する周波数が混然一体となって現実を生み出し続けます。
八方ふさがりな状況があるとすれば、立ちはだかっているように見える障壁は、自分の思考が生み出したものに過ぎません。
- お金がないから〇〇できない
- 年齢のせいで〇〇できない
- 学歴がないから〇〇できない
- 正社員じゃないから〇〇できない
もともと「自分にはできないに違いない」という制限的な思い込みを持っている、あるいは、心の奥底(深層心理)では夢が実現しないことを望んでいる(実現したら都合が悪いことがある)から、今の状況が具現化しているだけ。
現状を打破するには、具体的に外の世界で何かを行うのではなく、潜在意識に入っている思い込みや制限的な思考や観念を手放すだけでいいのです。
目次
幼少期に形成される思い込み
制限的な思い込みは主に幼少期に形成されます。
元を辿れば、私たちの転生の歴史の中で形成された様々な制限が、幼少期に具現化する。
親や周囲の言う事をよく聞く子供だった人ほど、「自分は〇〇できない」という制限的な思い込みを持ちやすくなります。
逆に、自分の望みは何でも叶えてもらえた人や、親の言う事などは聞かず、反対を押し切ってでも自分のやりたいことをやって来た人ほど、「自分はできる」という信念を持ちやすくなる。
無意識のうちに生み出される現実
意識がハッキリと覚醒する前、私たち人間は、無意識のうちに現実を生み出し続けます。
幼少期に受けたトラウマを癒していないうちは、現実の中に痛みや苦しみが沢山混じっているハズ。
頭では「幸せな恋愛がしたい」と思いつつも、なぜだかいつも親と同じ問題を持った人と恋愛しかできない。
もっとも、本人はそれが普通だと思っているので、自覚がないことがほとんどです。
覚醒の兆し
いったん意識が覚醒し始めると、「自分が生み出した現実に苦しむ」という経験をします。
なぜこんなに苦しいのか、どうしたらこの苦しみから抜け出せるのか。
答えは一つ。
「苦しい現実」を生み出すのを止めて、自分が望む現実を生み出せるようになること。
少なくとも、痛みや苦しみを味わうような現実を生み出すことを止めることです。
多くの時間を癒しと浄化に費やした後、私たちは統合のステージへと進んでいきます。
創造のステージへのシフトが始まる
統合のステージへと進めば、「創造のステージ」へのシフトが始まります。
「〇〇できない」のは自分の中に制限や思い込みや観念や「本当は〇〇したくない」が沢山入っているから。
自分が100%できると信じていれば、実現に必要なすべては必ず与えられるのです。
以前、トマトと毛糸が届けられた話をしました。
ミネストローネを作りたかったけど、「家にはトマトも野菜も無かった」件。
ミネストローネは作れなかったけれど、① 諦めたわけでなく、② 絶望したわけでもなく、③ しばらく放置していたら、④ 2~3日後に家の玄関の前にトマトやジャガイモがギッシリ詰まった段ボール箱が届けられていました。
母の友人が家の畑で取れた野菜を持ってきてくれたのです。
クロシェットでひざ掛けを編みたいけれど、材料費がかかりすぎるな、と思って放置していたら。
次の週に妹が訪ねて来て、毛糸2ダースと編み図を置いていきました。
「自分で何かを編もうと思ったけれど忙しくて時間がないからあげる」、と。
そのお陰で作れた ↓
私は何もしていません。
宇宙は私が何をしたいかを知っているし、何が必要かもわかっていた。
ただ、私がそれが実現する状況を整えてくれたのです。
たとえば今あなたが「〇〇な家に住みたいけれど資金がない」という状況なら。
資金のことなど心配せずに、「〇〇な家に住む」心の準備を整えていくだけでいいんです。
- その家でどんな過ごし方をする?
- 家具はどんなものを揃える?
- キッチンはどんな具合?
- そこでどんな料理を作る?
- 今買おうとしているその椅子は、新しい家に相応しいもの?
私たちがただ全幅の信頼を寄せて、「できるのが当たり前なんだから、しばらく茶でも飲んで待っていよう」と思っていることは、必ず実現します。
フードデリバリーと同じ。
しかし、
- 私には家を手に入れる資金がない
- 私にはそんな家に住むに値しない
- どうせ私はいつもうまくいかない
と信じていれば、「そんな家に住む資格の無い私は資金もなくて何もうまくいかない現実」が具現化します。
なぜなら、それがあなたが宇宙に出しているオーダーだから。
エネルギーが真っすぐに流れるかどうか
ミネストローネやベッドカバーは、比較的簡単です。
しかし、例えば「〇〇な家」だったり、「△△なパートナーシップ」とかだと、とたんにブロック(障壁)が生じてしまう。
スケールが大きいからではなくて、「心理的ハードルが高くなる」から。
ミネストローネくらいは誰でも「簡単に」手に入ると思えるけれど、「〇〇な家」は手に入れるのが大変だという思い込みがあるからです。
実際にはミネストローネも「〇〇な家」も、宇宙にとっては同じ。
しかし、私たち人間が抱える心理的ハードルが高いとエネルギーが真っすぐに流れなくなります。
具現化までに時間がかかったり、途中で意図が切れて具現化しないままに終わってしまう。
だからこそ、今自分がどんな波動で生きているのか常に意識的になり、「今ココ」に意識をフォーカスすることが重要となるのです。
なぜなら、「今ココ」に怖れは存在していないから。
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