最近観た映画をシェアしたいと思います。
「500日のサマー」
マイナーな映画ですが、もっと日本で知られて欲しい映画の一つ。
サマーを演じている女の子、どこかで見た事があるような気がしたら、「イエス・マン」に出ていた子ですね!
彼女は、可愛い。
あらすじをかいつまんで書くと、グリーティング・カード会社で働くコピーライターのトーマスは、社長秘書として新しく雇われた女性サマーに一目ぼれ。
些細なことがきっかけで距離が縮まったことをきっかけに急接近する二人・・・
しかしサマーは、「誰とも真剣に付き合うつもりはないが、それでも良ければ仲良くしましょう」とトーマスに伝えます。
この映画の見どころは、私がよくブログで書いているローコンテキストな会話。
常に体裁を取り繕ったことばかりを話す日本の人たちと比べ、アメリカ人は普通に本音で話しをしますよね。
「本当は建築志望だったけどうまく行かず、生活費を稼ぐためにこの会社に就職した」
「ミシガンでの生活が退屈だったから、LAに引っ越して来たの」
「私は誰とも付き合いたくないの、誰かの所有物にはなりたくない」
「(声をかけてくれて)光栄だけど、あたなに興味ないの。あっち行って」
日本の人たちは、
「こういうときって、どう返すのが正解?」
と問います。
「相手を傷つけたくない」
という建て前ですが、でも実際にはどうなんだろう?
傷つきたくないのは、自分じゃないのか。
ローコンテキスト文化の人たちは、誤解なく相手に伝わるように、自分の気持ちに嘘がないように、すべてを言語化して相手に伝えます。
だから、日本の人たちに比べると、各段により意識的。
(日本人は無意識)
サマーの在り方は、日本人の女性たちにはとても参考になると思う。
彼女は、「自分の気持ちにとことん正直」に生きる人なのですよね。
「そのとき」「そのとき」の気持ちを、常に確認しながら。
映画後方にあるトーマスとサマーのほんの短い会話は、この映画の最大の見どころ。
「誰の所有物にもなりたくないから真剣に付き合えないっていう人が、誰かの妻になるなんて。いったいどういうナンセンスなんだ」
と毒づくトーマスに、
「ある日の朝、目が覚めた時気づいたの」
と告げるサマー。
「何に?」
と迫るトーマス。
答えはシンプルかつ残酷(brutally honest)。
what I was never sure while I was with you.
「あなたの時には、無かった気持ち」
これ・・・
言われる側にとっては残酷かも知れないけれど、嘘偽りのない、サマーの「心の真実」なのです。
人の気持ちは、縛れない。
人の気持ちは、変えられない。
それは、残酷なまでの真実です。
その真実を踏まえた上で、私たちは生きていかなくてはならない。
自分の痛みを受け止めたトーマスは、次第に自分も変わり始めます。
最後がさわやかに終わっているのが好感。
興味がある方は、ご覧になってみてください。
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