メタフィジカル

外国で母親と4歳児が「感情」について語り合う様子

下にご紹介するのは、4歳の男の子が、母親に対して感じた怒りについて、2人が「対話」している場面です。

母親は、上から目線で頭ごなしに4歳児に命令したり言い聞かせたりするのではなく、4歳児を「小さな人」として丁寧に扱いながら、彼の言い分と感情について語り合っています。

この動画は、多くの方の参考になるのではないかと思います。

外国で母親と4歳児が「感情」について語り合う様子

4歳児:今日ママは、「意識的な選択」をしなかったね。僕に「お外に行っちゃダメ」って言ったね?僕の気持ちをないがしろにした。だから、僕も「意識的な選択」をしなかったんだよ。さっき、お外に行けなかったから、ちょっぴり悲しくなった

母親:そうなの?でも「おしおき」だったからしょうがないわ。

4歳児:でも、ちょっぴり悲しくなった後、ムカついてきたの。「ちょっぴり」じゃなくて、「すごく」

母親:あら、すごくムカついた?そうね。私たちは時々ムカつくことがあるのよ。すべてが思い通りになるわけじゃないから。

4歳児:そうだね。ママもそうだし、パパもそう。でも、赤ちゃんにとってはキツイんだ。赤ちゃんはまだ、そういうことがよくわからないから。さっきね、僕がお皿を落として、パパが怒ったでしょ?だから、僕はパパに言ったの。「呼吸を整えて、自分のために、小さな意識的な選択をしよう」って。

母親:それで?パパはそうしたの?

4歳児:うん。でも、そのとき僕は、「(パパに対して)ちょっぴり怒る」っていう選択をしたんだけど、それでも、少し時間が経ったら、もうへっちゃらだったの!

母親:そうなの?

4歳児:うん

母親:人生とは、そういうものなのよ。ムカついたり、怒ったり、泣いたり・・・

4歳児:ママ、それは感情だよ!

母親:そうね。知ってるわ、感情よ。それで、泣いたり、怒ったりした後は、スッキリして気分が戻るでしょう?

4歳児:うん!ムカついたり怒ったり、その他のいろんな感情も。それに、何かを怖がる時だって。

母親:そうね!怖れも感情よね。

4歳児:うん、違う種類の感情ね。でもね、今日はちょっぴり感情をまき散らしちゃった。

母親:いいのよみんな学びの途中にあるんだから。

4歳児:僕がいろんな感情を持っていても、僕を好きでいてくれる?

母親:当たり前じゃないの(抱きしめる)。

感情を自然で大切なものとして受け入れている

世界の先進諸国では、感情は人間や動物に備わっている大切なエネルギーとして、「ありのままに大切に」扱う流れが主流となってきています。

上の動画の中で、母親は4歳児の気持ちや感情を一切否定することなく、「それでいいのよ」と教えます

そして、「すべてが思い通りになるわけじゃない、そのとき、怒りが湧き上るのは自然なことなの」と諭す

その上で、感情は適切に感じてあげれば消えて無くなっていくことを教えます

「怒りを見せてはならない!」と教える日本とは、対照的。

これは、母親自身が自分の感情とどう向き合っているかの違いですね。

自分の感情を大切に扱える母親は、子供の感情も大切に扱うことができます。

そして、「どんな感情を持っているあなたでも愛している」と示してあげることで、子供は安心して自分自身を受け入れることができるようになります。

まずは子供自身が親から、どんな自分でも無条件で受け入れられて愛されているという実感を得ることが、非常に重要なのです。

日本では、感情や気持ちを押し殺し、頭で思い描いた「こうであるべき姿」に自分や他者を合わせようとして、それに合わない自分や他者を批判します。

感情など、持ってはならない!

どうしてアナタはそうなの?

どうして泣くの?

「〇〇ちゃんは強い子だから、泣かないでしょ?」

べきべき!

それで、みんな本当の自分を押し殺し、不自然な在り方に陥っていく

怒りを抑圧するとうつ病になる

本来、ありのままの自分の気持ちや感情を押し殺すことなく、その都度「適切に」話合ったり表現したりする方法を身に着けて磨いていけば、不自然な大人になる必要は一切ないのです。

怒りをいくら抑圧しても、無くすことはできません

一度発生した感情エネルギーは、しっかりと表現され尽くすまで、体内に蓄積し、いつか爆発します。

表面上は温厚で人当たりの良い人ほど、潜在意識にすさまじい怒りを抑圧しているケースを、幾度も目撃してきました。

感情を抑圧すると、のっぺりとした、喜怒哀楽のよくわからない、生命力に欠いた人になります。

うつ病は、感情を抑圧しすぎて、感情体(エモーショナルボディ)と自分が断絶されてしまった症状なのです。

表現することで抑圧された感情を解放する

抑圧されている感情をすべて表現し尽くすことで、うつ病は治ります。

感情や怒りの解放については別途記事やコースがありますので、そちらを参考になさってください。

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