アセンション

【保存版】ソウルコントラクトと魂の進化

私たち人間は、人生において数多くの人々と出会い、人間関係を持ちます。

私の51年の人生を振り返ってみると、一時期間親しく付き合っていた人でも、今ではまったく記憶に昇らない人の方が多いです。

しかし、こと「魂の覚醒」ということを軸に考えた時、会った回数や付き合っていた期間がごく短くても、私の内面に根本的な変容を引き起こしたキーパーソン的な人たちが何人かいます。

一人ではなく、複数人います。

その人たちと他の人たちを区別する明確な違いは、彼らとの接触によって、私の内面に根底を揺るがすような変容がもたらされたという点。

そのような作用を持ったご縁を、「ソウルコントラクト(魂の契約)」「ミラーリング(鏡)の法則」と呼んでいます。

日本では、そのような作用を持つ出会いを「運命の出会い」と位置付けて神話化し、物語に没入することで、自分自身と向き合う本質的なプロセスを見逃してしまう人は少なくないと感じています。

出会いを自己成長や内的変化へのトリガーとして認識できず、ただその関係性に執着し、自己統合・自己成長の機会を逃してしまうのです。

そのようにして、5年、10年と時間を無為に過ごす人たちを、何人も目撃してきました。

この記事ではそのリスクを明らかにした上で、私が考える本来の意味での「ソウルコントラクトと魂の進化」について書いてみたいと思います。

ソウルコントラクトと魂の進化

アセンションのきっかけとなるソウルコントラクト

特定の人間関係が、魂の覚醒やアセンションを引き起こすことはよくあることです。

私がアセンションのプロセスへ入るキッカケとなったのは、「ある人物」からの連絡でした。

2014年、大昔の知人の一人が、突然連絡してきました。

直接会ってはいません。

すべてオンラインでの接触です。

しかし、コレをきっかけとして、私の中で何かがトリガーされたんですね。

  • 怒り
  • 恨み
  • 憎しみ
  • 嫌悪感
  • 激しい批判
  • 嫉妬
  • 劣等感
  • 無価値感

ありとあらゆる未解決の感情が湧き上りました。

これらの感情はすべて、その人物へ向けられていました

しかし実態は、私自身が自分の感情に苦しみ、夜も眠れないほどの苦悩へと叩き落されたわけです。

そこから私のアセンションのプロセスが始まりました。

この人とは今回の人生で、全部で4回ほどしかお会いしたことが無いように記憶しています。

最後にお目にかかったのは、2000年の11月。

だから、どれくらい親しいかということは、あまり関係がないように思います。

ただ、その人との接触によって、自分の内面に強い感情反応が起こったということが鍵。

ソウルコントラクトを持つ相手

たったこれだけの些細なきっかけで深い影響を受けた背景には、この人と私との間で事前に魂の契約があったと考えられます。

魂は進化のために地上でのブループリント(青写真)を持つと言われ、重要な人間関係はその計画の一部となっています。

この契約の目的は、未解決の傷や感情、思い込みを表面化させ、癒しと成長を促すことにあります。

魂的に「機が熟した」と思われるタイミングで、このような人たちとの接触が設定され、それによって魂の進化が本格化します。

「鏡」としての効果

時として他者は、自分の内面に抑圧された要素を映し出す役割を果たします。

私の場合、この人物が接触したことで、内面に抑圧されていた劣等感や無価値感が浮上したのも、彼が私の内側にある未解決のテーマを明確にするための鏡だったと言えます。

彼へ向けられていた激しい怒りや恨みや憎しみは、私の体内に滞っていた未解決の感情だったのです。

このようなきっかけを通じて、自分が今まで無意識に追いやっていた課題を炙り出し、それを癒すことが可能になります。

ソウルコントラクトの目的と活かし方

ソウルコントラクトの目的は、先に述べたように、未解決の傷や感情、思い込みを表面化させ、癒しと成長を促すことです。

相手との接触を機に自分の中に湧き上がった感情を否定することなく、深く掘り下げていくことで、その根底に入っているありとあらゆる未解決の問題を整理する機会を得ることができます。

しかし、そこに気づけるかどうかは、人によってかわってきます。

私の場合、2014年に接触があり、実際に私が自己統合の課題に本腰を入れて取り組み始めたのは2017年の9月からでした。

3年以上の歳月を要したということ。

その3年間、結婚生活のこと、両親のこと、自分の人生のこと、これから先暮らす場所(香港か別の場所か)のこと、ありとあらゆる問題が浮上しました。

人生を一度リセットしてしまうほどのきっかけをもたらす相手

それがソウルコントラクトを持つ相手です。

まとめ

私たちが出会う人の中には、特定の「魂の契約」を持った人たちが存在し、人生の要所要所で接触がもたらされます。

多くの場合、それをきっかけとして、霊的覚醒が始まることとなります。

しかし多くのケースでエゴのトラップにハマり、その出会いに何かしらロマンチックな意味づけをしたり、最終的にハッピーエンドへこぎつける結末への執着を手放せないことが多い。

すると、ソウルコントラクトの本来の目的からは、逸れて行ってしまいます。

この出会いをどのように活かすのかは、自分次第。

出会いをきっかけとして自分の内面の整理に着手して統合を進められれば、それこそが出会いの目的を完全に果たしたこととなります。

具体的な自己統合の方法については、今まで沢山記事を書いてきましたし、アセンション・アカデミーでもコースを提供していますので、別途ご参照ください。

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