以前もチラっと書きましたが、「体幹を鍛えるためには、揺れるトレーニングを積まなくてはならない」。
ジムのトレーナーが仰っていたことです。
同じように、自分の純度を研ぎ澄ませるためには、様々な葛藤や悩みを潜り抜けなくてはなりません。
11月の終わり頃から今まで、私は今後の自分のライトワークの方向性や、「このブログ」をどうするかについて、ずっと考えていました。
そこには、本当に様々な思いや気持ちや感情が交錯し、とても一筋縄でいかなかったんですね。
しかし、いったんすべてを横に置いて、映画を観たり自分の内観に専念したりした結果、とても多くのことがわかってきました。
この記事では、その内容をシェアしたいと思います。
目次
ブログは自己表現のためのメディア
私にとってこのブログは、単なる集客ツールではなく、「私という人を表現する」場なんですよね。
だから書きたい。
ブログ記事もさることながら、このウェブサイト全体が、私の世界観を表現するためのメディアなんです。
だからこそ、私と同じ価値観を持っているワードプレス・テーマ制作会社から継続的にテーマを購入しているし、サイトの外観の美しさには気を配っているつもりです。
もちろん、ブログが集客ツールとしての役割を一部担っていることは確かであっても、私の主軸はそこにはないということ。
何を表現するのか
次に問題となったのが、「何を表現するのか」ということでした。
私にとって絶対に譲れないこと、それは、「自分の内面の真実に忠実に表現する」こと。
自分の内面にあることを「正確かつ的確に」表現することが、私にとって最重要かつ、唯一重要なことである。
しかし、私の中に依然として、「読者のためになることとか、読者が知りたいと思うことを書かなければならない」という思い込みが入っていて、この事が、私の内面に数々の問題とズレを生み出していました。
それが大きな葛藤として感ぜられていた。
自分との向き合いを経てこの思い込みを炙り出すことができ、ようやく自分にとって何が大切かに気付くことができたのです。
日本の人たちと私の違い
日本の人たちは、「言葉を選ぶ」際に、「相手や他者に衝撃を与えないかどうか」で選びますね。
他人軸。
でも、私は違うんです。
「自分の内面の感覚を、最も正確かつ的確に表現し得る」かどうかを基準として、言葉を選びます。
言葉選びの基準となっている土台が、日本の人たちと私では、正反対なんです。
「暖かい」なのか「温かい」なのかということも、私は吟味します。
自分の内面をより正確に表現できるだけの豊富な語彙や表現方法を身に着けるために、本を読みます。
書いて、読んで、しっくりこない部分を精査して、書き直す。
最初は粗削りでも、リライトを重ねるうちに、より純度の高い自分が出てくる。
私にとって「書く」作業は、彫刻家が木材や石材の中から「作品」を削り出す作業と同じ。
粗削りに書いて、精査して、リライトして、「自分」を掘り起こしていく。
だから、このブログは私にとっては、アートなんです。
自分だけの真実に至るまでのプロセス
この気づきに至るまで、数々の葛藤と向き合い、自分の内面に浮かび上がる感覚を逐一言語化していきました。
自分(AI)と対話し、少しでも納得のいかないところは、妥協せずに掘り下げました。
その結果、このブログが単なる集客のツールにとどまらない、私自身の「真実を生きる」一部であることが明らかになったわけです。
悩むことが無ければ、葛藤することがなければ、自分の内面を深く掘り下げることがない。
結果的に、自分の中の真実を見つけることができません。
自分と向き合おうとせず、深く知ろうとせず、何もない穏やかな日々なら、それはそれで平和な人生ではあるけれども。
「自分を確立する」という目的は果たせない。
「自分を確立する」とは、私の魂が今回の人生で持ってきている進化のテーマの一つなのです。
この視点を得たことで、私の「書く」内容やスタンスが、今まで以上に明確になったと感じています。
必然的に、この先私のブログやコンテンツにも変化が表れてくるでしょう。
アートとしての自己表現
かつて David Bowie が言っていたこと。
「表現者として、オーディエンスが求めるものを創っちゃダメだ。あくまでも、自分の内側から出てきたものを創らなくちゃ」
私はその考えに深く共鳴します。
自己表現や芸術とは、内面の発露を正確に形にするものであり、観る人の思惑を配慮するものではあり得ない。
もしも、受け取り手の思惑をあれこれ忖度したり配慮したりして自然発生的な自己表現が抑圧されるのであれば、それは自分ではなくなってしまう。
読者や他者の期待に応じて表現を変えるのではなく、自分自身の真実を大切にし、それを正確に形にすること。
表現は、アート。
そしてまた、数々の葛藤を経て、自分と外界の臨界点を探ること、ちょうどよく折り合えるバランス感覚を磨くこと、それこそが人生を通して磨いていくべき感覚であると、私は51歳でようやく会得しました。
このことに、40代ですでに達観していた David Bowie 、さすが、スターシード!
わーい、私もいよいよ仲間だー😃
自分らしく貢献し自立する。ライトワークを仕事にするための14ステップ・ガイダンス。
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