私が久しぶりに日本へ戻ってから驚愕したことの一つは、日本人の教養が著しく低いこと。
例えば、
- オーストラリアの首都がキャンベラであること
- フィリピンの首都がマニラであること
- マレーシアの首都がクアラルンプールであること
- ポルトガルの首都がリスボンであること
- アンデス山脈は南米にあること
これらは、私は小中学校で学びました。
小学校の音楽でバッハやベートーベンやショパンは学んだし、中学の国語の教科書に山本周五郎は載っていたし、高校の国語の教科書で夏目漱石の「こころ」をやった。
ヨーロッパで盛んだった「ギルド」については中学の歴史で学んだし、基本的な栄養学については、家庭科の授業で学びました。
旧ソ連とその崩壊、社会主義と共産主義、自由民主主義などのイデオロギーについても、中学・高校で普通に学んだ。
新月には月が出ないことや、海辺は「海抜0m」であることなどは、一般常識の範疇であると思っていました。
でも・・・
こういう一般常識を持たない日本人ばかりと遭遇するのは、なぜ?
少なくとも、私と机を並べて学んでいたはずの同級生や、少し上の世代の人たちは、当然知ってるはずの知識。
こういう知識は、人間が世界を生きて行く上で欠くことのできない、必要最低限の知識とされます。
だから、日本では義務教育の範囲ですべてやる。
「知らないことは恥ずかしいことじゃない」
って言葉が独り歩きして、こういう知識がないことを「恥ずかしいことじゃない」と開き直っている人たちを見ると、日本がなぜ今のような状況になったのか、少しわかる気もします。
ちなみに、私の成績は全く良い方ではなく、高校1年生のときにいたっては「落第するかもしれないから補習に出てくれ」と、担任から言われたほどの人でした。
それでも、少なくとも「一般常識」程度の知識はある。
私の父親は高卒だけど、私よりも豊富な知識があります。
だから、学歴の問題ではないです。
怒ってんねん、私は。
昔の日本人は、こんなんじゃなかった。
もっと、素晴らしかった。
今の日本に、こういう一般常識を持たない人が多い理由は、なぜ?
誰か、説明できる方がいたら、教えてください。
ちなみに、この件に関する AI の回答は支離滅裂で、まったく回答になっていませんでした。

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